ルースをジュエリーに仕立てた覚え書き

昨年実施された誕生石の見直しにより、“スフェーン”が私の誕生月である7月に加わった。

これまで唯一の誕生石だったルビーは好みとマッチしないので、スフェーンのアクセサリーが欲しい熱が急上昇。(それとは別に、プリティ感がないルビーのリングを探求する旅は続けてるんだけどね……。)

初めて裸石を買い、ネックレスに仕立てたので思い出に記しておくことにする。

 

ルースを探したのは、9月に開催された「秋葉原ミネラルマルシェ」。

石の知識が一切ないので目利きに不安があったものの、会場を2周ほどすると石の状態(カラット数・カットの仕方・インクルージョンの有無など)と相場がなんとなく掴めてきた。

3周目で、質と価格に納得いくものが見つかり購入。

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『ついてる値段から50%OFF』のコーナーにあり、さらにもうひと声まけてもらえた。こういうパターンって元々高めの価格をつけてるんじゃないの?と疑ってしまうんだけど実態は如何に。

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iPhoneカメラではこれが限界……現物はギラッと輝くファイヤが美しいんですよ……

余談だけど、これ以降ミネラルマルシェ的イベントにはまって何度か足を運んでる。「今日はこの石を探すぞ」って目的を持って行かないと会場を周りきれないし、あれもこれも欲しくなって危険な世界だわ〜。

 

スフェーンはモース硬度が低いため、ぶつける危険性があるリングではなくネックレスにすることに。

加工について検索すると、空き枠に留めるものやデザインからフルオーダーなどやり方は様々。今回は石の良さを活かしたくて、シンプルな覆輪留めができる〈GALA JEWELRY〉にお願いすることに。

キャンペーンで加工費用が10%OFFになっていたことも後押しになった。

 

石の持ち込みなんて初めての体験で緊張したけど、加工について丁寧に説明していただけて安心した。

上記ツイート画像にある「つめタイプ」にするか悩んでいると相談したら、爪の部分に圧がかかってクラックが入る可能性が考えられるとのことだったので、初志貫徹して「ふせこみタイプ」でオーダーした。

普段身につけてるアクセサリーとのバランスが取れるよう、地金はK18を選択。

 

出来上がったネックレスがこちら。

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枠があることで実際のカラット数より大きく感じられるのと、地金の反射の影響かルースのときよりもオリーブカラーに見えるようになった気がする。

スライドチェーンで長さが自在に変えられるところも使い勝手が良い。

角度によって表情が変わるキラキラがたまらん……!大満足の仕上がりで、時折眺めてはニヤついてる。

 

1年に1つ「これぞ!」という石を購入してお仕立てしたいなぁという野望が芽生えてしまった。来年のターゲットはボルダーオパールの見込み。