2024年に1人で訪れたお店14店舗+αを時系列順に紹介していく。金額は訪問時の定価を記載。
- 崎陽軒 アボリータム(横浜)
- アフタヌーンティー・ティールーム(丸の内)
- NOHGA HOTEL UENO TOKYO(上野)
- キハチ カフェ(日比谷ほか)
- 茶房松緒(湯島)
- ル サロン ド ニナス(新宿ほか)
- Sarabeth's(八重洲ほか)
- 吉祥寺エクセルホテル東急(吉祥寺)
- ザ・ペニンシュラ東京(日比谷)
- ブノワ・ニアン(銀座)
- サロン ド テ ジャンナッツ(表参道)
- スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京(中目黒)
- ICONIC STAGE marunouchi(丸の内)
- ロイヤルパークホテル(水天宮)
- 番外編
崎陽軒 アボリータム(横浜)
平日でも午後には売り切れていたので要電話予約(予約なしでも注文可能)。毎月内容がマイナーチェンジし、1月は金柑のパンナコッタに旬を感じた。ノリタケのティーセットが美しい……
ワンドリンク制だけど、紅茶は差し湯がいただけるので水分不足の心配はなし。ティータイムにちょうど良い軽めのボリュームだった。特にサクっとふかふかのスコーンとサンドイッチがおいしい。
アフタヌーンティー・ティールーム(丸の内)
1月訪問:リュクスアフタヌーンティーセット ストロベリー ¥4,800
新丸ビルと梅田阪神の2店舗で不定期に提供されていて、予約開始から数分で埋まってしまう人気ぶり。
あのアフタヌーンティー・ティールームのスイーツがちょっとずつたくさん食べられるのいいよね。2段プレートに加えて巨大なスフレもついてるからかなり満腹になった。しょっぱい系はサンドイッチだけなので覚悟が必要。
ドリンクはレギュラーメニューだけでなくシーズナルメニュー(食事とセットにするときにプラス料金が必要になるやつ)も含めてフリーフローなのが嬉しい。
※新丸ビル店が12/27を以て閉店のため、現在は梅田阪神のみ。
NOHGA HOTEL UENO TOKYO(上野)
3月訪問:ダンデライオン・チョコ&ベリー アフタヌーンティー ¥5,500
蔵前の人気店〈ダンデライオン・チョコレート〉とのコラボによるブラウニーやチョコチップクッキー、ホットチョコレートなどが楽しめた。コラボメニューではないスコーンやチーズケーキも安定したおいしさ。スイーツとセイボリーの量もバランスが良く、甘くなった口の中をバーニャカウダやスープでリセットできて助かった。
ドリンクはフレーバーティーやコーヒー含め10種以上あり、プラス料金でアルコール等もフリーフローに追加することが可能。3時間制なのでゆったりと楽しめた。
キハチ カフェ(日比谷ほか)
3月訪問:季節のAfternoon Tea Set ¥3,520
青山本店と異なり、予約受付なしで14時以降提供されてるカジュアルなアフタヌーンティー。夏はメロン・秋は栗など季節ごとにフルーツが変わる。
下段のスイーツ2種をナポレオンパイに変更でき、ほとんどのお客さんが変更していた。やっぱりキハチカフェに来たらナポレオンパイ食べたいよね。
コーヒーまたは紅茶(ポット提供)1杯がセットで、330円でおかわりが注文できる。
茶房松緒(湯島)
かわいい手毬寿司とおばんざい、甘味をちょっとずつ食べられる嬉しい構成。ドリンクは珈琲・紅茶・ジュース・ウーロン茶と、抹茶・抹茶ラテ・あずきラテが飲み放題で温冷の選択も可能。私が訪れた際は、季節限定ドリンクとしてゆずソーダも提供されていた。
小上がりのテーブル席のほかカウンターもあり、1人客はカウンターに通されるので落ち着いて過ごせる。あんみつとあずきラテが特に好みの味だった。110分制でボリューム軽めなので、ランチにちょうど良いと思う。
ル サロン ド ニナス(新宿ほか)
シーズンごとに内容が変わり、日比谷店以外で提供されている。ちなみに日比谷店には3段プレートのボリュームUPバージョンがあるものの、悲しいことに提供は2名から……。
スイーツも紅茶も信頼のクオリティで、春野菜と小海老のキッシュが特においしかった。通常メニューのスコーンにはクロテッドクリームがつくのにアフタヌーンティーにはついてこない点は謎。ワンドリンク選択でき、330円で追加注文できる(カフェフリーのプランもあり)。制限時間が明示されてないので、ゆったり食べ進めることができた。
Sarabeth's(八重洲ほか)
平日のみ提供されており、メニュー構成は店舗ごとに異なる。サラベスでパンケーキやフレンチトースト食べないのって勿体無くないか?と思いつつ予約してみたんだけど、スモークチキンのラップサンドが想定外のおいしさで掌返した。自分では注文しないおいしいものに出会えるのもアフタヌーンティーの醍醐味だな……
HARNEY&SONSの紅茶11種のほか、アイスティーやコーヒーがフリーフロー。ウェルカムシャンパンはノンアルコールが選択できて下戸にはありがたい。3,000円代で提供されてるアフタヌーンティーの中ではイチオシ。
吉祥寺エクセルホテル東急(吉祥寺)
アフタヌーンティー通に人気の前評判に違わぬ充実ぶりだった。お料理も1品1品がバランス良く丁寧に作られており、なにより吉祥寺に本店を置く〈ジークレフ〉の茶葉がおいしい。紅茶7種・ルイボスティー・コーヒー・カフェラテ等がフリーフローで、おかわりはQRコードを読み込んでオーダーするタイプ。ホテルのラウンジにしては味気ない気もするけど、サクサク注文してガンガン飲めるので私は好き。アイスティーの淹れ方が絶妙だったし、ミルクティーには温かいミルクが添えられてたのもポイント高い。内装や什器は比較的カジュアルな雰囲気だけど接客は丁寧だったので、初めてのアフタヌーンティーにもおすすめしたい。
ザ・ペニンシュラ東京(日比谷)
2023年にアップした記事(下部にリンクあり)でも1番好きなアフタヌーンティーと記載してるけど、やっぱり良い。特にスコーンはさっくりしてるのにしっとりなめらかで、他にない食感だと思う。口の中の水分持っていかれる感覚がなく、ある意味“紅茶が進まない”スコーンかもしれない。美しいスイーツも眼福なんだけど、セイボリーのおいしさに毎度驚かされる。このときはフォアグラを使用したブリオッシュトーストとブルーチーズキッシュが喉奥から唸り声出るくらいおいしかった。紅茶はハーブティーやコーヒー系含め20種ほど楽しめて非の打ち所なし。ちゃんと1人用のスタンドが用意されてるから絵面がスカスカにならないのも嬉しい。
ブノワ・ニアン(銀座)
8月訪問:アフタヌーンセット ¥5,500
2つのプレートはそれぞれ「カカオ豆から始まるストーリー」・「ショコラの可能性をたどる旅」が表現されてて、チョコレート好きにはたまらない面白いアプローチ。特にカカオパルプとカカオニブのソルベ、チョコレートムースとカカオパルプクレームのプチガトーがおいしかった(私はカカオパルプの味が好きなんだろうな……)。茶葉6種がフリーフローで、6席ほどのカウンターのためおかわりのオーダーもしやすい。訪問時は私含め全員が1人客で黙々とチョコに向き合っており、大変良い空間だった。
サロン ド テ ジャンナッツ(表参道)
平日限定で提供されてるカジュアルなアフタヌーンティー。ワンドリンク制で、JANATの種類豊富な茶葉から選択できる(アイスティーもあり)。スコーンやケークサレはきちんとリベイクされ、ジャンナッツのアイコンでもある猫型のサブレもさくほろ食感でおいしかった。粉物多めでお腹いっぱいになるし、表参道で2時間落ち着けてこの価格は満足度高い。
スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京(中目黒)
10月訪問:ロースタリー パスティッチーニ フライト ¥6,050
春・秋に年2回提供されており、予約開始と同時に公式Xで告知されるのでフォロー必須。ドリンクはフリーフローではなくTEAVANAの茶葉4種から1つを選択し、差し湯がいただけるタイプ。ドルチェ・セイボリーともに、一般的なスタバで提供されているものよりワンランクおいしく感じた。特にスコーンはパンプキン+メイプルシュガーのゴルゴンゾーラクリーム、トウモロコシ+イタリアンハニーのマスカルポーネクリームという組み合わせでこだわりが感じられた。
スタッフの方が絶妙なタイミングで差し湯やお冷の声かけをしてくださったのもとても良かった。
ICONIC STAGE marunouchi(丸の内)
新丸ビル地下1階にある店舗はキューブケーキのテイクアウトが主で、鰻の寝所のような店内に10席ほどのイートインスペースが構えられてる。アフタヌーンティーは予約なしでも注文可能。お客さんが少ない平日に行くと静かに過ごせると思う。セイボリーとスイーツ各3種は思いの外クオリティが高く、特にパンナコッタとブルーチーズのブルスケッタがおいしかった。ソフトクリームは“ミニ”と謳われてるけどボリュームがあり、ミルク感しっかり。紅茶5種・ハーブティー・コーヒーがフリーフローとなっており、立地などを鑑みてもお得感が強い。
ロイヤルパークホテル(水天宮)
シーズンごとにデザイン性の高いチョコレート細工が特徴的で、キュートな鏡餅に年末年始の浮かれ気分がより高まる。ビジュアルだけにとどまらず、抹茶タルト、合鴨と蕎麦のサラダ、和栗と柚子のテリーヌなどホテルメイドらしい品のあるおいしさだった。特に黒胡麻スコーンは生地のしっとりさっくり感が気に入った。金箔入り昆布茶のウェルカムドリンクに始まり、コーヒー・紅茶・フレーバードリンクなど16種がそれぞれアイス/ホットでフリーフロー。カップサービスでいろんな種類を飲めるのが嬉しい。
番外編
百貨店の催事で提供されるアフタヌーンティーは1人予約が可能な穴場。催事場の一角に設けられるから、落ち着いた空間でゆっくり過ごしたい場合はミスマッチかも。アフタヌーンティーに求めるものが“おいしいものをちょっとずつ”な方にはおすすめ。
2月訪問:ピエールマルコリーニ ¥7,700
2023年(新宿高島屋)から2年連続で提供されてるので、以降も実施の可能性あり。
直営店でもメニューにないスコーンやセイボリー、カカオピューレのドリンクなどが食べられて特別感があるし、どれも抜群においしかった。特にクロテッドクリームがこれまで味わったことのないミルキーな甘さと、写真からも伝わるとおりのねっとり感で単品で販売して欲しいくらいだった。
紅茶はウェルカムドリンクのカカオティを除き、紅茶4種・コーヒー3種から3回まで注文できる。それぞれポット提供なのでたっぷり飲めた。
▼ 2023年版
▼ 第1弾